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>>14の続き)
核は使わずに振りかざすまでが、保有者であることを偉ぶれる最終ラインなのであり、
使ったとたんに今度は、無名の一般人以上に自分たちを窮地へと追い込む烙印となる。
だからこそプーチンも「核戦争に勝者はいない」とさんざん言い重ねているわけだけれども、
より正確に言えば「核戦争はすべての権力者を地球人類に対する敗北者たらしめる」であり、
だからこそ全人類を見下したがるような、選民志向の悪党もまた好んで使うわけにはいかない。
カルト信者が、悪魔崇拝者に見立てた全人類への自分たちの勝利を目論み、
そのためのハルマゲドンを希求していたとしても、核戦争はその勝利条件を満たすことがない。
ノアの箱舟に見立てた核シェルターに逃げ込んで生き延びた先にあるのもまた、
全人類の血祭りにあげられる、次の時代のための生贄としての自分たちでしかないが故に、
性悪主義や選民思想やカルト信仰の堅持と共にこそ、悔しくてそれを選択するわけにはいかない。
最大限に悪逆な思想信条の持ち主や実践者たる者たちが、そうであるままに核戦争は
禁忌とせざるを得ない限界性があればこそ、連中にとってのどん詰まり中のどん詰まりもまた、
さらにまた別の選択肢の中にこそ見出される可能性がある、というわけである。
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